【日本選手権室内陸上の結果報告と学んだこと、これからの方針について(熱く語りました)】

【日本選手権室内陸上の結果報告と、学んだこと、これからの方針について】
2/4に大阪城ホールにて行われた日本陸上競技選手権室内大会に当チームから1名出場しました。

U18女子60mYH
後藤杏実 (鈴鹿高1)
予選3組3着 8.69
B決勝3位 8.73

でした。

この試合に向けて練習では、目標とするタッチダウンタイムを設定し、それをクリアできるようにインターバルを広くしたり狭くしたり、ハードルの高さを上げたり下げたりして、理想とする動きの習得を目指し繰り返し練習を行いました。

今回、得られたものが非常に多くありました。
試合までの練習期間で、どうすれば上手くいくか試行を繰り返しました。たくさん失敗しました。
なので間違いなく今後の成功する確率は上がって来ていると感じています。

そして、今回の試合の結果を受けて、考えが変わったポイントが2つあります。
①中学や高校で勝利を目的にするのは違う(小学校は言わずもがな)
②筋肉の出力を上げる必要ってあるの?
です。

①については、私も月謝をいただいている以上は結果を出して返さなければならないと思っていました。
しかし、そうではないと、民内先生や大島先生、そして今回この大会を機に関わらせていただいた全国の強豪の指導者の先生方に教えていただきました。

練習をしているからには、少しでも上を目指してがんばるのはスポーツ選手なら当然のこと。
💡しかし、昨日の自分よりも少しでも上達しようとするのが練習の最大の目的であり、
そうした努力した結果として勝利が着いてくれば良い。

「勝て勝て」

は必ずいつか途中でプッツン、となってしまう。
大学2〜3年生くらいで活躍し始めるくらいでいい。
何よりも、生涯陸上を楽しいと感じて長く親しんでもらうのが目的である。

このことに改めて気づくことができました😊

🌟練習が楽しくて、続けていたらいつの間にか速くなっていた。

これがアスリートYの目指す所です。

②について、
今回の室内大会を見て、走りのフォームやハードリングは荒削りだが、筋肉の出力の高さで圧倒しているな、と感じる場面が多々ありました。

筋肉を鍛えて、たくさん走って馬力を付けてパワーで押し切る🐴💪🏻

これがアスリートYにも必要なのではないか?
そう自分の中で揺れる場面でした。

しかし、それで勝てるのは中学、高校まで。
上の年代でするような強化トレーニングを前倒しで行えば、出力の差で勝てるのは当たり前。

気合と根性では絶対に大学、シニアで伸びないし、それまでに怪我を繰り返すことになるし、メンタルも持たない😣

極論、
❗️「正しい動きを学習させること」❗️

これを目標に取り組んで行くだけで全中・インターハイはいける。

そして、土台となるのが選手のメンタル。
試合で勝ち切ることはそうだが、それ以前に普段の練習に挑む心構えや、日常生活をより良く生きるために心を鍛えること。
これが大事だと感じました。

ドラゴン桜2』第1巻でも以下の格言が出ていました。
①東大合格の第一歩は「頑張らない」
②性格悪いと「東大落ちるぞ」
③東大生は究極の"面倒くさがり"

内面を鍛えること、自分と向き合い、まずは自分を幸せにすることが、周りとの人間関係を良くすることに繋がるのではないかと私は思います。

これからはメンタル面のトレーニングについて学んで、子どもたちに還元していきたいと思います。(早速セミナーも受けに行ってきます!)

子供たちの将来を見据えて、やれることを精一杯やっていきたいと思います。

日本陸上競技選手権室内大会 U18女子60mH B決勝の様子