TSMさんの春合宿に参加させてもらいました!

TSMさんとアスリートYの集合写真!

【TSMさんの春合宿に参加させてもらいました】
5月3〜4日に、アスリートYの小学生の中から希望者の5名を連れて、愛知県のTSMさんの小学生春合宿に行って来ました!

アスリートYの子ども達は最初は、慣れない環境+大人数で圧倒されて緊張した表情でした😟

しかし、行動はすべて班別で動いていたので、わからないことなどはTSMの上級生の子達が教えてくれており、すぐに溶け込めていた様子でした。

練習面では、走るばかりではなく、ボールを使ったパス回しや倒立、集団行動訓練などがありました。
TSMの方針が陸上競技を通して基礎運動能力と人間力を高める」としています。
監督さんの出身が陸上ではなくラグビーということもあり、チームワークを重視していました。この考え方は陸上界にはあまりないので、大変勉強になりました。

自分が良い記録を出して上の大会に行けても、喜びは1人分だけ。
チームメイトや保護者など周りの人のために行動すること。
声を出して応援してあげたり、何かお手伝いをしたり、陸上競技で勝つことより大事なことがあると、改めて学ぶことができました。

ミーティングでは、チームメイトと協力することを自然と学べるグループワークがありました。
陸上競技個人競技ですが、チームでお互いを高められればもっと個を伸ばすことにも繋がりそうですし、何より楽しくやれそうだと思います。
私もこれからチーム力を高める方法を勉強していきたいと思いました!
まずは、アスリートYでもミーティングの時間を使って簡単なグループワークや、練習での選手間での声かけなど取り入れて行きたいと思いました。

おまけで1つ、TSMの子たちを見ていてスゴいな!と思ったことがあります。

それは、恥ずかしがらずに人前に出て行ける子が非常に多いということです。

夜のレクリエーションで、子ども達が出し物をする時間がありました。

マジックやパントマイム、ダンス、漫才など、大勢の人の前で物怖じせず、みんな堂々としていました。(しかもクオリティが高い)

こういう力って非常に大事で、試合でアガって自分の力を発揮できないこともなくなるだろうし、社会に出てからもプレゼンなど色々人前に出る機会があると思います。

何より自分に自信が持てるようになります。

早くアスリートYでも子ども達の出し物の時間?やこういった機会を取り入れたいです。

うちのチームの参加に際して色々と手続きをしてくださったり、実際に子ども達の面倒を見てくださったTSMのコーチの方々、ありがとうございました😂

この合宿に理解を示し参加し、送迎など協力いただきました保護者の方々、ありがとうございました🙇‍♂️

これからも子ども達の成長のために精一杯活動していきたいと思います🔥

 

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【伸びていく選手と潰れていく選手の違いって? 養老孟司著『バカの壁』をもとに考察】

伸びていく選手と潰れていく選手の違いって?


【伸びていく選手と潰れていく選手の違いって?

養老孟司著『バカの壁』をもとに考察】

陸上や野球、サッカーなど、あらゆる競技において、どんな選手が伸びていくのでしょうか?または、潰れていってしまうのでしょうか?

今回は、選手の内面に着目して考えたいと思います。

チームに所属していて、しっかりとしたコーチがいて、その指導のもと練習を行う場合を除き、
ほとんどの場合、自分たちで考えながら練習を行なっていかなければならないと思います。
そうなると、自分で本やインターネットなどで仕入れた情報をもとに練習を組むことになると思います。

最近では、YouTubeInstagramなどが有力な情報収集源となっているのではないでしょうか?

しかし、果たしてYouTubeSNSでの情報って正確なのでしょうか?

脚色が入っていませんか?それを見抜けていますか?

「有名な○○さんが言っているから正しいはずだ」
とか、
「トップ選手がやっている練習だから自分も取り入れたら速くなるはずだ」
とか、安易に考えていませんか?

どんな情報であろうと、疑うことなく鵜呑みにする者は"バカ"です。

なんでそうなるの?
本当にそれって正しいの?

そう考えずに鵜呑みにしてしまって、後で後悔するのも勉強といえば勉強ですが、、、

スポーツをするにあたっても、バカは強くなれません。

コーチやYouTubeの人が言っていることをそのまま取り入れて信じて疑わないでやっていると、それがたまたま自分に合っていればいいですが、合わない場合もあります。

そこで、メディアリテラシー(情報を取捨選択する能力)が必要になってきます。

自分に合うんだったら、どういう要素が合っているのか?
合わないんだったら、何が原因で合わないのか?
しっかりと分析しましょう。

漠然と悩んでいても、解決しません。

そして、メディアリテラシーを身につける方法。
それは、

「なぜ?」

スポーツの場面だけでなく、日常のあらゆる状況で疑いの目を持って考える癖をつけるのが良いと思います。
競技力の向上はもちろん、何より自分で調べて、自分の中に落とし込むことで、頭も良くなるでしょう。

陸上で強くなりたかったら、勉強しろ!

それが今回の結論と言えるかもしれません。

子供達の声を拾う大切さ 〜コーチングにおける気づき〜

子ども達の声を拾う大切さ


❗️指導者の言葉がけ×選手の声=伸びる循環❗️


私、森は先週試合に出ました。雨天であまり調子が良くない中出場して、色々あって左膝の靭帯を損傷してしまいました😅

そんな、あまり自分が動けない中で
今日はアスリートYの小学生、中学生、高校生、一般の人たちが一同に会しての練習会を行いました。

普段ならメモを取りながらあっちこっち動き回って選手に声をかけたりしてアクティブに動いていました。
動けないと、それはそれは面白くない😱
ここ1週間は子供たちの練習中も、基本的には座って偉そうに指示を出しているだけでしたので、本当に張り合いがなかったですね、、、

途中でアスリートYが長年お世話になっているゴッドハンドの整体の先生がいらしたので、診ていただきました。足を引きずって歩いていたのが、ものの5分で歩けるようになりました😳

え?なんで??笑

うちが依頼している整体の先生方は、何千万単位の金と果てしない時間をかけて全国各地に勉強に飛び回り、日々修行を重ねていますので(言葉は悪いですが)、やはりその辺の整骨院とはレベルが違います。痛めている根本的原因を見つけて治療し、歩きや走りなど動きの解決策まで提案してくれます。

話が少し脱線しましたが、

診てもらって5分で歩けるようになったので、すぐに今まで通り自分も動き回って練習の準備や片付けの手伝いなど再開しました。

すると、面白いことにその途端、子供達から
「これはどうしたら上手くなりますか?」
「先生、僕の動きを見てください。動画撮ってください。」

などなど、声がたくさん上がってくるようになりました。

✨ふとしたキッカケで、子供達は伸びます✨

それを逃してはいけません。

また、指導者側からの一方的なものでは成し得ないと思います。
偉そうに上から目線で指導している指導者の下では、選手は育たないでしょう。

【ポイント】
①指導者のインストラクション
②選手の声

この2つが噛み合って初めて選手は伸びるキッカケを掴むと思います。

これからも体が続く限りは、自分が動いて選手(子供たち)の声を拾い上げ、成長をサポートできるようがんばりたいと改めて感じました🔥🔥

【今年最初の記録会でした!】

【今年最初の記録会でした!】

鈴鹿市記録会 小学生男子走高跳の写真



今日は今年最初の記録会でした!
種目の関係上、鈴鹿と三泗に分かれての出場となりました。
今回、アスリートYからは19名が出場しました✨
去年のこの記録会は選手と選手兼コーチの私の2名のみでしたので、1年で約10倍に増えました🥹

感慨深いものがありますね...

しかし、ただ人数が多ければ良いというわけではありません。
一人ひとりが自分と向き合って、少しでも以前の自分を超えることができて自己をベスト更新。そして楽しんで陸上競技に取り組み、陸上を好きになってもらうことが私の目的です。
それが実現できるよう精一杯サポートしていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします🙌

【「もも上げ」をやると足は速くなるのか?】

「もも上げ」をやると足は速くなるのか?


最近四日市の競技場やYouTubeなどでもも上げをトレーニングとして取り入れているのをよく見かけるようになりました。


そもそもなんのためにもも上げをやるのでしょうか?

確かに、ジャマイカアメリカの黒人スプリンターの動きを見ると、ももがよく上がっていている...🤔
ももを上げて高い所から地面を叩くことによって強い反発をもらって前に進んでいるように見えます。
しかし、それをそのまま捉えてトレーニングとして導入してよいのかどうか考えてみます。

伊藤章ら(1998) 『中間疾走局面における疾走動作と速度との関係』の研究によると、

「もも上げの高さ、およびもも上げ速度は疾走速度と有意な相関関係が認められなかった」

としています。

2007年の大阪世界陸上でのタイソン・ゲイアサファ・パウエル選手らを対象に行った分析においても、同じ結果が出ており、もも上げの高さ(実際にはもも上げ角度と表記されています)は疾走速度と有意な相関関係は認められなかったとしています。

むしろ、海外のトップスプリンター達よりも、日本の塚原直樹選手のほうがもも上げ角度が大きかったと分析結果が出ています。

ここからは私の考察ですが、
黒人選手とは違って、骨盤が後傾している黄色人種である私達日本人が、海外の選手達の

"形だけを真似て"

レーニングしても、決して外国人選手達には対抗できないのではないでしょうか?

❗️日本人には日本人に適した身体の動かし方がある❗️

そう考えて日々のトレーニングを実施しています。

そこで、
「もも上げの高さも速度も足の速さに関係ないんだったら、じゃあ一体なんの要素が関係しているんだ!?」
そう思うでしょう。

伊藤ら(1998)、福田ら(2010)『一流短距離選手の疾走動作の特徴-第11回世界陸上競技選手権大阪大会出場選手について-』によると、

「脚全体の最大後方スイング速度は、疾走速度が高いほど高い値を示していた」

としています。そして加えて重要ことが、

「優秀選手ほど膝関節を伸展しないため、股関節の進展速度を脚全体のスイング速度に効果的に転換していることを明らかにしている」

と述べられています。

つまり、
①股関節・膝関節・足関節の3つを結んだ足全体の後ろへのスイング(足が接地して身体が前方に移動する速度)が速いほど疾走速度が速い。

かつ、
②膝は身体の後ろで伸びきらず、すぐに前方に送ることができる。

①と②が足の速さに関係していると言えるのではないでしょうか?

「いやいや、でも足を思いっきり後ろに(地面に)叩きにいくのと、でもその足は後ろには流さないって矛盾してない?」

私はそう思いました。

そこで言えるのが、

💡「意識は違うところに置くべきである」💡

ということではないでしょうか?

バイオメカニクスの結果や数値としてそう出ているが、その通りに意識して動こうとしても身体は動かない。

よって、アスリートYでは
2022年11月20日の投稿でも述べましたが、

❶背伸びをして正しい姿勢(骨盤前傾の姿勢)を作る
❷上半身を前に傾けて倒れそうになったら足を出す
❸足は叩いたり後ろに蹴ったりせずに無駄な力を使わずに進む

ということを基本として小学生の初心者から高校生の全国トップクラスの選手まで一貫して同じことをやっています。

小学生のまったくの初心者の子達でも難なくこの動きができています。
(筋力は全く必要ありません❗️)

「もも上げ」は効果があるかどうか疑わしい。

とおよそ25年前に研究結果として表れています。

日常のトレーニングとして導入する場合は、目的をしっかり考えて行う必要があるのではないかと考えられます。

———————
2023年5月5日(金)こどもの日に
「誰でも1時間で足が速くなる!走りのプロが教えるかけっこ教室」を開催します!
(小・中学生対象)

詳細は後日こちらのInstagramアカウントやアスリートYのホームページにてUPいたします!

たくさんお友達を連れてご参加ください✨

【幸せの偏差値が50以下の人は他人を引きずり下ろすことで自我を保とうとする】

【幸せの偏差値が50以下の人は他人を引きずり下ろすことで自我を保とうとする】

私はいつも練習開始の20分くらい前には競技場に着いて、練習道具を降ろします。

降ろす時は、駐車場から降ろして運んでいてはとても大変なので、競技場の前まで行って降ろします。
すると今日は、あるおじさんに注意を受けました。

「私は市の職員なんだけど、そこ駐車スペースじゃないのに、停めちゃダメでしょ!どこの団体や?陸上か?ちょっと車のナンバー控えさせてもらいます」

(なお、このおじさんは仕事で緑地公園に来ているのではなく、趣味のジョギングに来ているただのおじさんです。)

私は車を邪魔にならない端っこに停めて、降ろしたらすぐに駐車場に停めに行くようにしています。
これのどこが他人に迷惑をかけているというのだろうか?

そこで、このわざわざ他人のマナーを注意したがるおじさんの心理を考えてみました。

確かに、駐車スペースではないところに荷物を降ろす5分程度は車を停めています。
なので、このおじさんが言っていることは間違えてはいないです。
ただ、わざわざジョギングの足を止めてジョギングコースをコースアウトして来てまで言うことじゃないだろう?と思います。

 

なので、他人の粗を探して注意することに優越感を感じているのだろうと考えられます。
ネットで芸能人のスキャンダルをわざわざ見つけに行って、誹謗中傷する人間と心理的には同じなのではないでしょうか?
このおじさん、1人で屋外をジョギングしているのに、年中ずっとマスクをしていてしかも上下逆さまにつけています。(全く意味がない...)
ルールはルールだからと、何も考えずに盲目的に従い、それを他人にも強要する人なのかもしれません。

自分が日常生活で幸せを感じられない人は、その腹いせに他人を引きずりおろして道連れにすることに腐心します。

こんなしょうもない人間の相手をするだけ無駄です。
可哀想な奴だと思って憐れむのが正しい対処法でしょう。


ちなみにこのおじさんには、2021年、まだ緊急事態宣言やまん延防止等重点措置(これで感染を塞いだという科学的根拠は全くなし)が出て競技場が長期間使えなかったころに、

公園のジョギングコース(オールウェザーが貼られている)でチームでスプリント練習をしていたら、めちゃめちゃ怒ってきた人でした。
うるさいので無視していたら、わざわざ公園の管理事務所まで行ってクレームをつけていました。

(ジョギングコースはジョギングする人が優先なので、もちろん走ってくる人が来たら譲っていました。
または、理解のある人は「競技場が使えなくて大変だねぇ、私たちは趣味で走っているだけだから、今はあなた達若い人がこのコースを優先して使ってね」と声をかけてくれる人もいました。)

この1人のおじさんのせいで当時は数少ない練習場所を奪われました。
長野県で、子供の騒ぐ声がうるさいから公園ごと潰すことになって話題になった件がありました。このクレームはたった1人の人によるものでした。

こういう自分こそが正しくて、他人の事情なんかつゆ知らず、自分の思うようならないと気が済まない人間のせいで、善良な一般人が迷惑を被るのはどうにかならないものでしょうか?

 

 

日本の実質経済成長率の停滞の原因は教育にあり?!

今テレビでやっている博士ちゃん
全国の信号収集やエジプトマニアの突き抜けた子供達を紹介する番組である。
今日は魚のアンコウが大好きな子が出ていた。
アンコウが好きすぎて学校の工作でもアンコウばっかり作るので、
学校の先生から「魚禁止令」が出たそうだ。
→次に続く...

有り得ない!!
そうやって大人が子供の才能を潰すのである。
そんな先生は教師失格と言っても過言ではない。
突き抜けている子は突き抜けさせればいい。

私は大学生の頃、ニュージーランドの学校現場を見て回る研修に行った。そこでは
机並べてみんな同時に同じことをやるような授業はなかった。
みんな床やソファなど思い思いの場所で、算数を解いている子はずっと算数ばっかりやっていた。
オールラウンドに出来たって、従順な思考停止した大人を作るだけだ。
だから日本の経済の実質成長率が30年停滞している大元の原因だと思う。

好きだから自分で調べたり考えたりして世の中を良くするアイデアイノベーションが生まれる。
人からやらされる勉強は定着も悪いし、ただ指示待ち人間を作るのみ。